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お知らせ

9月の塾通信

2015年9月5日

*例年になく暑い夏でしたが、いかがお過ごしでしょうか。

 夏休みは家族で過ごしたり、また留守番などで子供の自立を促したりして、子供の新たな面を認識するときです。子供の様子を見て、思わず小言を言いたくなるときがありますが、冷静に考えてみるとそれは「親の思うようなことをしてくれない」つまり「親が自分の望む世界がくずれることを嫌がる」という親側の都合を押し付けている場合も多いようです。

 親が子供を見ているのと同じように、子供も親を見ています。子供の精神の発達のスピードは大人よりも速いので、親への評価は、感情的なものから論理的なものに変わって行きます。この時期に親が感情だけで対応していると、子供に取り残されてしまいます。子供の様子を見極めて、時には、有無を言わせず頭ごなしに怒ったり、時には、静かに言って聞かせたり、時には、親が一歩ひいたり……その後は必ず子供が一人で考える時間を持たせましょう。

*勉強に才能や資質はいりません。一定期間、必要な練習を積めば、誰でも上達できるのが勉強の良いところです。質の高い練習をする条件として言われているものはいくつかあります。

 ①やる気が高い 
 ②具体的な目標レベルを持っている 
 ③何のための学習か理解している 
 ④科学的根拠に基づいている
 ⑤繰り返し練習・学習している 
 ⑥限られた時間の中で集中している 
 ⑦必要に応じて適切なアドバイスを受けられる
 ⑧各々の個人のレベルに応じて適切に難度が調整される などです。

 才能や資質ではなく、努力を評価されると、人は次への挑戦に向かいます。

 生まれつきの才能をほめられたグループの70%が次には簡単なパズルを選んだのに対し、努力をほめられたグループの90%は難しいほうを選択した、という実験結果があるそうです。

 *新たな気持ちで、新学期を向かえ頑張ります。どうぞ宜しくお願いします。
 *夏期講習中に模擬試験を行ったクラスの結果は9月中旬に届きます。しばらくお待ちください。

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