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塾通信

7月の塾通信

2018年6月27日

*7月は22日(土)まで通常授業を行います。
小学生はプールが始まって疲れが出る時期、中学生は期末テストが終わって一息入れたい時期ですが、他の人がのんびりしているときに、1学期の反省をしておきましょう。やればできたところ、もう少し深く理解しておけばよかったところ、それらと正面から向き合って、きちんと修正していきましょう。ほかより早く夏期講習の教材を先取りして進めていきます。もう夏期講習は始まっているんだという気持ちで、頭を切り替えていきましょう。

*自分の不足している部分に正面から向き合うことができれば、それで半分終わった様なものです。
それほど弱点を真摯に受け止めるということは困難ですが大事なことです。

テストの点数が悪いとき『悔しい』と思うでしょうか。それとも『恥ずかしい』と思うでしょうか。

テストやプリントを見直さないですぐにしまってしまう人は、たぶん『恥ずかしい』とか『怒られる』という気持ちの方が強いのだろうと思われます。その気持ちはよくわかります。誰でも忘れ物をしたりさぼったりして、怒られるのが怖くてすぐに言い訳をしたり、隠したりしたことがあるでしょう。もちろん大人でもそうです。
『恥ずかしい』『叱られる』というのは他人の目を気にしているということです。だからバレずにやり過ごすことができればそれでいいとやり過ごします。でもそこからは何も得るものはないのです。

けれども『悔しい』というのは自分に対する思いです。一生懸命やった結果なら余計に悔しいだろうし、泣きたくもなるでしょう。だから『悔しいからもう一度教えてもらってやり直そう』と言えるようになってほしいのです。

*これを「自己肯定感」と言います。自分のやり方を信じて自分を客観的に見ていくということで、生きていく上で何よりも大事なものだと思います。
日本人は他人からの評価を気にしがちです。さらに日本人独特の「奥ゆかしさ」が邪魔をして「自分はこれで良いんだ、自分はやればできるんだ」と言い切るのを躊躇して罪悪感すら感じてしまいがちです。しかしこの「自己肯定感」を子供のころから積み重ねていくことは人生を積極的に生きていくことにつながります。

この肯定感は言い換えると、「自信」ということです。やる気を継続するためには、「自信」を創り出して、その「自信」を持ち続けることが一番大事です。「自身」は自己を肯定することから生まれます。
一般に、上手くいくと、「自信」は向上しますが、失敗すると低下してしまいます。だからたくさん成功を体験したいのですが、残念ながら成功が続くと自信過剰になって、謙虚さを忘れて、傲慢にもなるのが人間です。
人生は「10連勝」より「6勝4敗」くらいが良いと言われるのはこのためでしょう。挫折を経験してこそ、それより前の自分を超えられるのですから。
スポーツや習い事、そして勉強を通して、この「自己肯定感」を培っていきましょう。

*別に夏期講習のご案内をお渡ししています。申込み締め切り7月6日(金)を厳守してください。

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