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塾通信

5月の塾通信

2018年5月2日

*5月は、3,4,5,29,30日が休講です。通常授業はありません。ただ、連休後に中学の中間テストがあるので、テスト対策演習授業をしたいと思っています。部活の予定などを調整して日程を組みます。

*4月から授業の形を大きく変えました。まだ、慣れずに戸惑っている生徒もいるかもしれませんが、この形は必ず良い結果が出ます。不安な部分があれば一緒に解決しながら進んでいきましょう。
小学生高学年は、今まで週160分授業でしたが、120分授業プラス60分演習にしました。中学生は、週240分授業だったのを、80分授業プラス180分演習に変えて、演習の時間を増やしました。

このように演習を増やした理由と演習の効果について、もう一度保護者・生徒の皆様にお伝えしたいと思います。

学校では、全員が同じ授業を、同じように、同じ時間数受けています。それなのに、テストをすると、点が取れる生徒と取れない生徒がいます。なぜでしょうか。答えは簡単です。どんなに真面目に集中して授業を受けても、授業を聞いただけでは「できる」ようにならないからです。

いつも言っているように、授業を受けて「わかった」ことを「理解・納得」して「できる」ようにならないとテストでは点が取れません。学校の授業では全員が「わかった」と思えるまで丁寧に説明してくれます。だから学校の授業をしっかり聞いて課題をきちんと提出するのは大事なことです。しかし、それだけで終わるのでは、「理解・納得」して、さらに「できる」ようにはならないのです。全員が同じ授業を同じ時間数受けているのに、差がつくのは、そのあとをやるかやらないかにかかっています。

大谷選手のフォームや力の入れ具合をテレビで見て「なるほど、わかった」と思っても、それだけで「できる」ようにはなりません。当たり前です。真似して、工夫して、繰り返して練習して、それで少しずつ近づくことができるのです。勉強も同じです。自分でやってみなければ、できるようにはならないのです

「わかる」の段階で終わる集団授業を何回受けても「できる」ようにはなりません。そのあと、一人でこつこつやる演習が大事なのです。授業を受けて「わかった」だけで終わりにすると、次の日には7割以上忘れるのが普通の人間です。(2月に配布したエビングハウスの資料をご覧ください)

授業を受けて、「わかった」ことを、「わかった」だけで終わらせないで、「わかったかどうか、やってみる」「わかっていないことは、もう一度説明してもらう」「忘れる前に何度も繰返してやる」必要があるのです。それを演習の時間にやります。

演習の時は、一人一人のファイルで、その日にやるべき事を具体的に指示しています。したがって、よくある自習室のように「なんとなく勉強しに来ている」のではなくて、「その時に必要なもの」を各自にやってもらっています。「自習時間」を、「自由時間」と勘違いしないように、演習の目的を自覚して頑張りましょう。

時間内に終わらないものは次までにやってくることになるので、家での声掛けをお願いします。

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