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塾通信

今月の塾通信

2016年11月8日

 
 勉強はやればやるほど、次にやるべきことが見えてくるもので、スポーツと似ているところがあります。

 錦織圭のコーチ、マイケル・チャンの名言は有名ですが、勉強に役立ちそうなことを少し紹介します。
 「これだけやっているんだから出来ると信じることだ。このままでいいのなら、努力しなくてもいい。」自分を信じることができるようになるためには、「退屈な反復練習を繰り返すこと」によって「プレッシャーがかかる場面でも迷いや疑いなくショットを打てるようになる。自分への疑いがなくなればそれが自信になる」・・・勉強でも、退屈な基礎基本を何度も繰り返すことで自信がつき、ケアレスミスがなくなります。
 そして基礎基本を何層にも組み合わせて使えるようになれば、総合問題やハイレベル問題が解けるようになるのです。

 錦織圭が勝ち進んでいるときにはマイケルはこう言います。「頂点に立った戦いは肉体の戦いではない。精神の戦いだ。」・・・つまり頑張る肉体よりも強い気持ちを持つことが大事だということです。さらに「成長したらまた困難が立ちはだかる」「過去の実績なんか試合では関係ない。」と、きついことを言い切ります。目標を達成したら次の目標を見つけて、それに向かってまた努力する、前に良い点を取ったとしても、それを言い訳にして、過ぎ去った栄光にしがみついて自信過剰にならないことを戒めています。
耳の痛い言葉です。極め付きは最も有名なこの言葉でしょうか。
 「勝ったときには謙虚さを、負けたときには潔さ(いさぎよさ)を身に付ければよい。」

 私たち塾の役目は、生徒の学習全般のサポートに徹することだと考えています。
 だから、家庭教師とは違って、答をすぐに教えたり、生徒の希望する単元だけをするということはありません。また大手塾とは違って、クラスの中位のレベルに合わせて画一的に解説をするということもありません。個別指導では自立学習を目指しているので、最終的には「自分で目標を見つけて、そのための方法を考えて、自分で計画を立てて、自分でやりぬいて、自分で評価して、次への目標をつかむ」ようになってほしいと考えています。そのため、勉強の方法、ノートの書き方、計画の立て方、時間の使い方、暗記のしかた…など必要に応じて言っています。また鉛筆の持ち方や姿勢にまで口出しすることもあります。(長時間連続して勉強するのには必要なことなのでご了承ください)

*塾の授業は、学校の進度より少し早めに進むことが多いですが、科目や単元によっては復習に重点をおく場合もあります。また生徒によっては、先に技術的な解きかたをマスターして、まずは平均点を確保して後から意義付け・基本概念に戻ることもあります。理解が早い生徒は発展問題に取り組みます。
 それが個別指導の良さだからです。大事なのは、塾や学校で習ったことを、家でじっくりやり直して身につけることです。いつも言っていることですが、人が解いているのを見ただけでは自分の力にはなりません。(有名選手のプレーをテレビで何回も見ただけでは自分もできるようになるわけではないからです)
 テスト前の演習は、そのための時間です。解らないときはすぐに質問できる環境で、自分の力で解いて納得し達成感を得て欲しいと考えています。
 

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