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6月の塾通信

2015年5月24日

ノートを活用しよう

学力は、やればやった分だけ伸び、やらなければ伸びないということは当たり前のことです。テストの点が伸びない時に、なぜだろう?とあれこれ原因を考えるのは大切なことですが、自分自身以外のせいにするのは愚かなことです。なぜなら、原因は主に自分にあるのですから。そして、原因がはっきりすれば、たいていの場合は解決方法があるものです。面談で一緒に考えて解決方法を探っていきましょう。

*学力を上げるには、やり直し(解き直し・覚え直し)をしっかりやることが大事だとはいつも言っていることですが、そのときにしっかりとノートにやり直すかどうかはとても重要です。どこをどう間違えたのか、解きかたをきちんとノートに書けるということは、頭の中がきちんと整理されていて筋道立てて考えられていということです。ノートがぐちゃぐちゃの人は、頭の中もぐちゃぐちゃです。

ノートにきちんと書かないで途中を省略したり計算だけを殴り書きしたりしても、簡単な問題ならば正解が出ることはありますが、しかし、思考力はついていません。
思考力は、頭の中で考えた抽象的なことを、目に見える形で整理することで確実になるからです。

 中学までに思考力がついていないと高校で扱う高度な数学の問題は解けません。数学ばかりでなく、論
 理的思考が必要な高校の物理、化学、英文法、地理などでも苦労します。中学のときは数学が得意だ
 ったのに、高校になるとさっぱりわからなくなるのは、このケースが多いようです。

*一昨年ベストセラーになった『頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?』にも書かれていましたが、
 ノートを活用して頭の中を整理して、思考力を鍛えましょう。

以前配布した「ノートの活用法」を読み直して、自分のための役立つノート作りをしよう。

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