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3月塾通信ー多者択一

2023年3月18日

*3月は、20日までが通常授業です。その後の春期講習については、別にお知らせします。

*2つのうち、どちらを先にやろうかと絶えず迷っている人間は、一般にどちらもやらずに終わるものだと言われています。

勉強しようか、遊ぼうか。数学をしようか、国語をしようか。もう寝ようか、もうちょっとがんばろうか。私たちは日々、常に二者択一を迫られています。できれば最良の選択をしたいと思っても、その選択が良かったかどうかの結果は、後でわかること、選択するときはわかりません。
しかし、最悪なのは、どうしよう、どうしようとグズグズしていて、どちらもやらずにいることです。その結果「自分はなんと決断力がなくて優柔不断なのだろう」という経験を脳の中に積み重ねていってしまいます。そういう経験を積み重ねると、それは徐々に動かしがたい事実になってしまうからです。

悪い経験は事実になってしまいます。迷ったときに決断する良い方法が2つあるそうです。

一つは、3分以内に決めること。「よし、○○をやろう!」と声に出して、とりあえず3分以内にどちらかを選択することです。それ以上長引かせるのは、考えているのではなく、決定を先送りにしているだけで、結局どちらも中途半端になってしまうそうです。

二つ目は、どちらにするか決めたら、それ以外の関係ないものを、半径2メートル以内からどけることだそうです。立ち上がらないと手に届かない状況を作るということです。
悪い経験を積み重ねると、それがだんだん悪い習慣になるように、良い経験を積み重ねると、それが事実になり習慣になります。良いと思ったことを選択して、繰り返して、脳に覚えこませましょう。

*「結果は、能力×時間だ」という言葉は、努力して成功した人の逸話によく出てきます。自分の能力がライバルの半分だとわかったら、2倍の時間をかければ同じになるし、3倍の時間をかければ追い越せるというものです。

2倍やる、3倍やるという努力がすごいのは言うまでもありませんが、それ以前に自分の劣っている点、直すべき点をしっかり見据えて自覚できるのがすばらしいと思います。自分の弱点やできないことは見て見ないふりをしたくなるものですから。

確かに、自分は優れていると自分が思っていている人で成功した人はいませんね。誉め言葉は周りが言ってくれることなのでしょう。そして周りからの誉め言葉が背中を押してくれて、実力以上を発揮できるのでしょう。
どんどん誉めましょう。

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