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10月塾通信ー次にやることは?

2022年10月23日

*勉強するうえで大事なことは、間違えることです。間違える=わからないところを発見することなので、間違えなければ反省することがないし、間違えなければ進歩することはないのです。
 間違えにもいろいろなパターンがあるので、1つの知識をいろいろな角度から攻めると知識に厚みが出て、ほかの知識との結合もできます。また、生徒によって間違えやすいパターンが違うので、繰り返し間違えて、自分のクセを自覚することでケアレスミスが少なくなります。START UPで何種類ものテキストやたくさんのプリントを使うのはそのためです。間違えても、それを上回る量の問題を解き直して、進歩していきましょう。

*「テストの点を上げたい」「通知表を上げたい」という漠然とした目標や「勉強しなきゃ」という漠然とした感情は誰でも持っているでしょう。しかしそれではうまくいきません。具体的に「英語を15点あげる」「実技4科のうち3科目を4以上にする」など数値目標を設定する必要があります。具体的な数値目標がなければ「そのためには何をすれば達成できるのか」という具体的な方策は出てきません。

入試では「どこを確実に取って、どこを捨てるか」「偏差値を3ポイント上げるには、どの科目のどの部分を取ればいいのか」を意識して、自分の合格に必要な点を取っていく必要があります。そのためには何をすればいいのかは、科目によって、時期によって、一人一人によって違います。そこをしっかりフォローしていくのが個別指導の役割だと考えます。

*授業時に「学校ではどこまで進んだ?」「提出物はどこまでやった?」「塾のテキストはどこまで終わった?」と聞いて、はっきりと答えられない生徒がいます。この場合は、自分がこれからやるべきことが把握できていないことが多いのです。そういう時は、個々にやるべきページを指定し、確認のプリントをして、どこがわかっていてどこがわかっていないのかを自覚させます。

授業後に指定したところまで家でやっている生徒は、次にすべきことが見えてきて、基本に戻って、繰り返し、間違いをやり直すことが大事なのだと自覚して、運・不運に左右されない実力がついていきます。勉強は「速く行なう」より「入念に行なう」クセをつけることが大事です。

家で声をかけるときも「勉強をしなさい」と漠然と言うのではなく「塾のテキストをやり直してみたら」「計画を見直して一番遅れているのをやったらいいんじゃないか」というふうに具体的に勉強を促してみてください。あるいは「暗記のアプリを2回くらいしたら」とすぐに取りかかれることを言ってみてください。

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