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冬期講習
冬期講習のご案内 2019.12
常日ごろ、弊塾に、ご理解ご協力を賜り、有難うございます。
今年の冬期講習のご案内をさせていただきます。
数年前に、小学校~高校の教科書が改訂され、学ぶ内容が大きく変わりました。
以前(つまり保護者の皆さんが学んだ時期です)は「ゆとり教育」の名のもとに、学校で学ぶ内容が年々減り続け、教科書が薄くなり、授業時数も減ってきて、学力の低下が著しくなってきました。そして、学力が低下したのと同時に、子供たちの勉強に向かう姿勢(意欲、集中力、根気)も失われてきました。それに伴って、学校では、授業が成り立たない(授業放棄、授業中の私語・歩き回り・・など)状態が増えてきました。
これではいけないと「ゆとり教育」をやめて「ゆとり以前」の状態に戻すことになったのですが、「ゆっくり」が身についている子供は、そう簡単には変われません。学習量が増えたのに授業時数は変わらないので、基礎部分がわかりにくかったり、演習量が少なかったり、補助で使う資料集やテキストが難し過ぎたり多すぎたり、理解しやすいとは言えないものが多いように思えます。
さらに、今までは発展学習とされて勉強しなくてもよかった内容が必修になり、下の学年で習うことになったり、今までのように知識を覚えるだけでなく、自分で考え、推理し、分析し、まとめて、表現する、という総合的な学力が求められるようになったので、全体の学習量がかなり増えました。
START UPでは、この時期から演習を増やし、プリント量を増やし、「自分の力で解く」ことを重視してきました。「誰かが解いたのを見る」のではなくて漢字も単語も「書いて覚える」、間違えたものは「自分で最初から解き直してみる」、わかったと思ってから「更に5回やる」を重視してきました。
来年度は小学校の教科書が改訂(中学校は2021年から)されます。現在使われている通知表の学習評価の4観点①関心・意欲・態度 ②思考・判断・表現 ③技能 ④知識・理解 がなくなます。そして新たに①主体的に学習に取り組む態度 ②知識及び技能 ③思考力・判断力、表現力等 の学力の3要素で評価されるようになり、知識の量は削減せず、主体的・対話的で深い学びをする、となっています。
具体的にどのようになるのか、まだ不明の部分が多いのですが、START UPでは、常に情報収集に努めると共に、個別指導の良さを生かして一人一人の状態をしっかり把握してベストの指導をしていきたいと考えております。
今年の冬期講習の目標は、
「自分の弱点を自覚して、それに真剣に取り組む」
「学習方法を身につけて、自学自習ができる」 ことです。
他塾のように、冬期講習用テキストを初めから順々に一通りやって終わり、というのではありません。各自の弱点はそれぞれ異なります。「基礎からちゃんと弱点をやり直したい」「基礎はいいから総合力をつけてレベルアップしたい」「暗記ができない」「暗記しているのに問題が解けない」などなど、各自やるべきことを自覚して、目的を明確にして取り組みましょう。基礎の復習、一問一答、漢字・単語の練習などいろいろできるテキストを使って、目標を達成します。
中3の都立高校対策は、夏からの続きで、都立そっくり問題を各科目平均200題、合計1000題以上取り組みます。じっくりと問題を解いて、わからないことはすぐに質問して解決しましょう。「わかったつもり」を「わかった」にして、「できる」に変えていくには、自分の手で、1題1題解いていくことが、ただ一つの方法で、最短の道です。相手(都立問題)を知って、その対策を立てて、志望校に合格しましょう。
自学演習の際は、質問を受けて、解説をするのはもちろんですが、偏っている勉強の修正、進み方のチェック、もっと良い学習方法のアドバイス・・・など個々の生徒の状態に応じて対応していきます。そして、その時に必要なプリントなどを、間に入れて理解を助けます。
自学演習で、「勉強って、こうやるんだ」ということを体感し、自宅でも同じようにやって、学習時間の総量を増やしていきましょう。点数を上げるのに、楽な道・手軽な方法はありません。1時間でも多く勉強するしかないのです。
どうせやるなら、嫌々やるのではなく、「わかった!」「できた!」という「小さな喜び」を積み上げていって、勉強が好きになってほしいです。
受験必勝70コース・・・志望校合格のために必要な科目・必要な時間は個々に違います。「とりあえず何から手をつければいいのか」「勉強しても点が上がらない科目がある」「どの科目をあと何点あげれば合格確実になるのか」など個々に冬期講習の目標は違います。各自が冷静に判断して、必要なことを必要なだけやります。理科の計算問題をやり直したい、公民の記述に強くなりたい、国語の作文の減点をなくしたい、重要語句を暗記したい、英語長文の答えをサクサク探したい、図形の目の付け所をセンスアップしたい、などなど、合格するために必要なことだけに絞り込んできっちりやりましょう。受験まであと12週間です。不要なことをやっている時間はありません。STARTUPでは、志望校過去問とそっくり問題はもちろんのこと、全国過去問の豊富なデータの中から苦手分野をピックアップして合格まで解き続けます。
内申アップ50・30コース・・・中1,2年のコースです。今までのテストを振り返って、取れなかった単元をやり直したい、得意分野を伸ばしたい、もっと効率のいい勉強をしたい、なんとかやる気を出したい、などなど、思っていても普段は時間に追われてできないことがあると思います。一人一人の現状と希望を一緒に確認して、冬期講習の目標を作って一緒に頑張りましょう。学年のまとめに向けて、忘れていたことをやり直し、理科・社会は入試レベルまで引き上げて自信をつけていきます。
講習の仕上げに志望校判定模擬試験を行います。これを機会に家族で志望高校を話し合ってください。
学力アップ20コース・・・小学生のコースです。既習範囲のレベルアップと3学期の予習をやります。せっかく覚えたことを、すっかり忘れてしまわないように、また3学期をスムーズにスタートできるように、冬期講習で頑張りましょう。講習中に学力判定模擬試験を行い、得意分野、苦手分野の対応をします。
演習追加12コース・・・演習量を増やしたい場合は、上記のコースに追加して申し込んでください。
「わかったつもり」を「わかった!」に
「できない」を「できた!」に変えて3学期を迎えよう!
冬期講習についてご不明なこと(内容、科目など)がありましたら、お電話でお問い合わせください。
また、ご家族、お友達、お知り合いで、START UPの冬期講習に関心がある方がいらっしゃいましたら、ご紹介くだされば幸いです。
これからも保護者の皆様と連携を取りながら、生徒にとって一番良い方法を模索していきたいと思っております、今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。