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8月の塾通信
*すぐやるための方程式は、「意志×環境×感情」
テストを前にして、なかなか取り掛かれないと悩んでいる生徒に対して、何か良いアドバイスはないかといろいろ探していたら、塚本亮の著書にあったので紹介します。
すぐに行動に移すための要素としては、意志と環境と感情が挙げられます。この中でも特に、強い意志が必要なのは当然ですが、なかなか難しいですね。そこで、限界のある意志力ではなく、残りの2つ、環境と感情に着眼し「すぐやってしまう環境を作り、すぐやるための感情を作り出す」ためにどうするか、を論じています。
「すぐやる人」は、意志力に頼らず誘惑そのものを遠ざけるほうがよほどラクだと考えています。つまり、やるしかない環境に自分を置くことを勧めています。
①すぐやる人はまず小さな石を動かそうとし、やれない人は大きな石を動かそうとする。
とりあえずできること・簡単なこと・得意なことから手をつけましょう。
②すぐやる人は明日を疑い、やれない人は明日を信じる。
寝る前にさっと見直しをしよう。
③すぐやる人は毎日カバンを空っぽにし、やれない人は荷物を入れっぱなしにする。
1日ごとに区切りをつけると、明日やることが見えてくる。
④すぐやる人は選択肢を3つ用意し、やれない人は自由選択式。
勉強しなきゃ!と漠然と思っているのではなく、今日はこれをやるとあらかじめ決めておくと取り掛かりやすい。
⑤儀式は行動のスイッチとなる。
机の上を全て片づけてリセットする、使う筆記用具を5つだけ出す、腹筋20回やって顔を洗う、英語の教科書を声を出して読む・・・など自分で儀式を決めて、それをやってから勉強に取り掛かると習慣づけできができます。
これらはほとんどが心理学的にも立証されていることです。「すぐやる」のも「継続する」のも、まず環境を作るとその気になり、とりあえずやってみようかなという感情で取り掛かって習慣づけができてくると、徐々に継続の意志が強くなってきます。さあ、頑張りましょう。