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5月塾通信-わかったつもり

2019年5月14日

*START UPでは、他塾よりも演習を重視しています。
新入生はまだ戸惑っているかもしれませんが、この演習方式が一番実力がつくということを、ご家庭でもご理解いただきたいので演習について再度説明をします。

*学校では、全員が同じ授業を、同じように、同じ時間数受けています。それなのに、テストをすると、点が取れる生徒と取れない生徒がいます。
なぜでしょうか。答えは簡単です。
どんなに真面目に集中して授業を受けても、授業を聞いただけでは「できる」ようにならないからです。

常々言っていることですが、授業を受けて「わかった」ことを「理解・納得」して「できる」ようにならないとテストでは点が取れません。学校の授業では全員が「わかった」と思えるまで丁寧に説明してくれます。だから学校の授業をしっかり聞いて課題をきちんと提出するのはもちろん大事なことです。

しかし、それだけで終わるのでは、「理解・納得」して、さらに「できる」ようにはならないのです。

全員が同じ授業を同じ時間数受けているのに、差がつくのは、そのあとをやるかやらないかにかかっています。

大谷選手のフォームや球の配球をテレビで見て「なるほど、わかった」と思うことはできます。
しかし、それだけで「できる」ようにはなりません。当たり前です。
真似して、工夫して、繰り返して練習して、それで少しずつ近づくことができるのです。
勉強も同じです。自分でやってみなければ、できるようにはならないのです。

「わかる」の段階で終わる集団授業を何回受けても「できる」ようにはなりません。そのあと、一人でこつこつやる演習が大事なのです。授業を受けて「わかった」だけで終わりにすると、次の日には7割以上忘れるのが普通の人間です。

授業を受けて、「わかった」ことを、「わかった」だけで終わらせないで、「わかったかどうか、やってみる」「わかっていないことは、もう一度説明してもらう」「忘れる前に何度も繰返してやる」必要があるのです。それを演習の時間にやります。

演習の時は、一人一人に、その日にやるべき事を具体的に指示しています。したがって、よくある自習室のように「なんとなく勉強しに来ている」のではなくて、「その時に必要なもの」を各自にやってもらっています。
「自習時間」は「自由時間」ではありません。できない問題を質問して、あやふやなことをまとめて、できるかどうかを試して、実力をつける時間です。演習の目的を自覚して頑張りましょう。時間内に終わらないものは次までにやってくることになるので、家での声掛けをお願いします。中学生は、今年度1回目のテストに向けて頑張りましょう。

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