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3月塾通信ー「忘れる」に挑戦

2024年3月6日

*12月~1月に各種セミナーや展示会に出席して、新年度に向けての勉強をしてきました。学校の指導要領の変更に伴って、新しい良い教材が多く出ましたので、良い教材を早めに注文して確保したいと思います。

チェーン塾や教材会社が経営している塾では、毎年同じ教材を使っていますが、STARTUPは教材会社とのしがらみが無いので、多くの教材の中から、その年に使う教科書の内容や生徒の特性に合わせて最適なものを自由に選択しています。演習時に使うテキストやプリントは、一人一人の生徒に合わせて選んでいきます。授業の形態や演習の方法など、見直し、改善すべきところはより良くしていきたいと考えています。

*暗記が苦手、覚えてもすぐに忘れてしまう、そういう生徒は多いです。

心理学で有名なエビングハウスの忘却曲線によると、覚えたことは、時間とともに忘れてしまい、復習しないでいると、1日後には26%しか覚えていないそうです。苦労して覚えたのに、がっかりですね。一夜漬けはだめだと言うことです。忘れないためには、反復練習することが大事です。当たり前のことですね。

「頭が良い」と言われている人でも、勉強が苦手な人でも、記憶力に大差はありません。個人によっての違いはあまりないので、やり方次第では誰でも記憶力をアップできます。覚えたことは忘れるのが当たり前、大事なのは復習のタイミングです。復習のタイミングを意識し、効率よく記憶して、「忘れる」ということに挑戦していきましょう。暗記するタイミングは

  1 暗記して10分後にもう一度復習

  2 寝る前に見直して、朝起きて復習(翌日にするのが最も効果的です)

 3 7日後~10日後の間に覚えているか確認する

 4 4週間後~6週間後の間に復習する

こうして、だんだん復習の間隔を長くすることで暗記したことを維持できます。エビングハウスの忘却曲線では、何も復習しないと、2か月後には80%以上忘れるそうです。

塾ではこれに基づいて、演習の時に復習プリントを繰り返しています。
    

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