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塾通信11月ー自習を制する者が受験を制する
*11月は休みがありません。祭日も授業があります。2学期期末テスト(第4回テスト)に向けて頑張りましょう。インフルエンザはまだまだ下火になりません。例年1月末がピークですが、今年は早く始まり期間が長いそうです。気を付けてお過ごしください。
*START UPで、授業に演習を取り入れてから15年以上になります。
その頃は塾と言えば、集団の授業形式で、ポイントだけをガンガン教え込む、というのが普通でした。学校の授業は、丁寧な解説や実験、グループでの話し合いや発表など、学習指導要領に沿った授業です。
それに対して塾の授業は、ポイントだけに絞って、いかに点を取るかを求められるので、授業内容は異なりました。
しかし、一方通行の授業であることに変わりはないので、わからないものはそのまま、わからないままで終わってしまいがちです。また暗記重視でとりあえず覚えたものは、定着しないで深まらないので、実力として蓄えられません。どうしても繰り返しが必要になります。
*当時は、ちょうどゆとり教育で学校の授業数が減ってきて、学力低下が問題になっていたころです。生徒の勉強時間は年々減少し、学力もだんだん下がってきました。
この状態を変えるために、なんとか学習時間を確保したいと考えました。学習時間が増えれば必ず身につく、しかし一方通行の授業では大きな効果が期待できない、それで演習を始めました。
演習なんて、先生の実力がいらない、バイトでもできる、家でやるのと変わらない、生徒が好きなことをやって効果がでない、生徒の息ぬきの場になる…など塾の先生などからの評価は低かったです。
*先日の新聞に「自習を制する者が受験を制する」という記事が載っていてわが意を得たり、という気持ちになりました。周りに一緒に学習する仲間がいて、すぐに質問できるという環境で学習すると効果的だという記事でした。最近は自習を取り入れる塾も増えてきています。
*「論語」は「学ぶだけでなく、習わなくてはだめだ」という章句から始まります。論語でいう「学ぶ」というのは他の人から教えてもらうことです。新しいことを基礎から学ぶことです。また「習う」というのは、必要な時に自分で復習するということです。学ぶだけでなく、習わなくてはだめだ、と論語は諭しています。
*START UPでは、授業で学び、演習で習う、と考えています。
「自習を制する者が受験を制する」を肝に銘じて頑張っていきましょう。