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9月塾通信ー学習方法を見直そう
*暑い夏でしたが、いかがお過ごしでしょうか。9月も残暑が厳しいようです。もう少し頑張りましょう。
暑い中で頑張った夏期講習で蓄えた力を次に生かしましょう。。中間テストはもうすぐです。しっかり予定を組んで、気持ちを切り替えていきましょう。9月5日まで夏期講習の日程での授業です。
9月の通常授業は6日(水)からとなります。
*新学期になり、効果的な学習方法について考えてみましょう。
以前にも紹介しましたが、ベネッセ教育総合研究所のレポートに、成績上位層と成績下位層の学習方法の違いについての記述がありました。成績上位者も成績下位者も、90%以上がやっていることは「問題を解いたあとに〇つけをする」です。また70%が「テストで間違えた問題をやり直す」、60%が「計画を立てて勉強する」と答えています。この3つに関しては、成績上位者も成績下位者も大きな差はありません。半数以上の生徒がやっているのです。
では何故点数に差がつくのでしょうか。「やり方の違い」「取り組む姿勢の違い」が理由かと思われます。
このレポートで、両者の割合が大きく開いた項目が3つあります。「〇つけをしたあとに解き方や考え方を確かめる」のは成績上位者は83%がやっています。また「何がわかっていないか確かめながら勉強する」「重要なところはどこかを考えながら勉強する」という設問についても成績上位者と成績下位者の割合の差が大きい項目です。つまり、ただ〇つけをするのでなく、間違えをしっかり自覚して、見直し・やり直しをやるか、やらないかが成績が上がるかどうかの分かれ目だということです。
これは常々、塾で言っている「見直しだけするのでなく、やり直しをしよう」「わかった、わからないをはっきりさせよう」わからないのは、すぐ質問」ということです。
ほかに、成績上位者が意識していることとして「何から勉強をしたらよいか順番を考える」「問題を解いた後に、ほかの解き方がないかを考える」という項目もあります。
毎日の生活の限られた時間の中で、常に優先順位を考えて、自分のやるべきことを決めていくのは、判断力と決断力が必要です。これは子供の性格にもよりますが、大人がアドバイスしてあげる必要があるでしょう。
上記の学習に関する部分は、以前から、START UPでは心がけているところです。何度も言っているので、口うるさく感じている生徒もいるかもしれませんが、ただ単に勉強の内容だけを教えるのでなく、どこがわかっていないのか、どこまでやり直したらいいのか、次に何をやればいいのかをアドバイスして、勉強方法を身に着けてほしいので、これからもしつこく言っていこうと思います。ご理解ください。