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2月塾通信ー集中力

2021年2月5日

*2月は休講はありません。入試の日程が近づいてきて、中学の最後の定期テストも1か月を切りました。小学生は実力テストや通知表を付けるための復習テストが増えます。健康に気を付けて乗り切りましょう。

*新年度から中学の教科書が変わります。見本誌はまだ全部は手に入ってないのですが、特に大きく変わるのが英語の教科書です。東久留米市は今と同じNEW CROWNを使いますが、西東京市はHORIZONに変更されます。両方とも紙面がガラリと変わり登場するキャラクターも変わります。特に教科書会社が変わる西東京市は、未習の単語や文法があるので、早めに新教材を使って備えます。3月中旬から新学年の教材を使う予定なので、受講科目の変更を希望される方はご検討いただき、ご相談ください。

*今月は集中力についての話題です。

 ①人間の心理には集中しなければいけない場面どとわかっていても、ほかの行動をとってしまうという性質があります。これは「できなかったのは○○のせいで自分の能力が低いからではない」と失敗をほかのもののせいにして自尊心を守ろうという心理が働くためだとされています。また「得点が低かったらどうしよう」というプレッシャーが強すぎると不安になり、マイナス思考になって集中力が低下します。したがって心理的な状態をコントロールして適度なプレッシャーのもとでバランスの良い状態にすると能力を十分に発揮できます。

 ②人はそれぞれ「見ながら書いて覚えれのが得意」「声に出しながらが覚えやすい」など自分に合った覚え方があります。また周りが多少うるさくても集中できるけれど、机の周りが散らかっていると集中できない人がいます。反対に周りに何が置いてあっても集中できるけれど、いろいろな音が聞こえると気が散ってしまうという人もいます。また「狭い場所の方が落ち着く」という人や「周りに人がいる図書館や乗り物の中の方が能率が上がる」など集中できる環境は人さまざまです。このように周りの環境次第で集中力が大きく影響されるので、自分がどんな場所で落ち着くのか、何に対して気が散るのかを意識することが、集中力をキープするのに大事です。

 ③心理面、環境と共に大事なことは姿勢です。意外に思うかもしれませんが、集中力が続くかどうかは、その時どんな姿勢をしているかも関係しています。以前は幼稚園や保育園に入ったときに正しい姿勢を習ったものですが、最近は家庭・学校でも姿勢についてはうるさく言わないようです。「軽く背筋を伸ばし、目とノートの間は30センチ離す」が正しい姿勢です。肘をついたり前かがみの姿勢でいると、体の軸が傾き目線も傾きます。そうすると左右の目から入ってくる情報が偏ります。その結果、脳全体の働きもバランスが悪くなり理解力や思考力が発揮されにくくなります。また不自然な姿勢を続けることで体も疲れ、集中力の持続が難しくなります。スポーツでも実力を発揮するためには正しい姿勢やフォームが大事なのと同様に勉強でも正しい姿勢で臨むことが大事です。

 集中力をキープする方法については、また次回以降に書くことにします。

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