インフォメーション ー塾通信ー
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1月塾通信ー再確認
*明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
*新年にあたり、今年こそ「すぐやる人」になりたいですね。前回好評だったものを少し変えてみました。
「すぐやる人」は自分を無理に動かすよりも、無理なく自分を動かすことを考える。やりたいことを我慢するより誘惑そのものを遠ざけるほうがよほどラクなので、始める前に周りの環境を調えてから取り掛かる。
「すぐやる人」はできないかもしれないと明日を疑い、やれない人は不確定な明日を信じる。
「すぐやる人」はまず小さな石を動かそうとし、やれない人はいきなり大きな石を動かそうとする。
「すぐやる人」は自分とアポを取って予定を立てる。やれない人は他者とだけアポを取る。
「すぐやる人」は毎日カバンを空っぽにしてやることを完了する。やれない人は荷物を入れっぱなしにする。
「すぐやる人」は常に優先順位を考えている。やれない人はやりたいことが乱立して自由選択式なので周りに引っ張られて、すぐやることをなかなか決められない。
「すぐやる人」はやるやらないの基準が明確で、やれない人はいやいややり始める。
*「分からないところ」は教えないと「分かる」ようにはなりません。分かるためには教わることも必要です。しかし、教わっただけ、理解しただけでは成績は上がらないのです。
「習ったこと」「分かったとこ」を定着させ、使えるようにしないと点数は上がりません。野球でヒットを打つために、素振りを繰り返す必要があります。素振りを繰り返して基本を体に教え込むためです。そうしないと実戦でピッチャーの生きた球は打てません。
勉強も同じです。基本を繰り返して脳に定着させるトレーニングを繰り返さないと、「分かったこと」が実戦(=テスト)で使えるようになりません。【教わる→分かる→繰り返す→定着する→知識が自在に使いこなせる→実戦(=テスト)で好結果】これが、成績が上がるサクセス・サイクルです。
*私たち塾の役目は、生徒の学習全般のサポートに徹することだと考えています。
だから、家庭教師とは違って、生徒の希望する単元だけを優先したり答をすぐに教えたり、ということはしません。また大手塾とは違って、クラスの中位のレベルに合わせて画一的に解説をするということもありません。個別指導では自立学習を目指しているので、最終的には「自分で目標を見つけて、そのための方法を考えて、自分で計画を立てて、自分でやりぬいて、自分で評価して、次への目標をつかむ」ようになってほしいと考えています。そのため、勉強の方法、ノートの書き方、計画の立て方、時間の使い方、暗記のしかた…など必要に応じて言っています。時には私語やスマホの扱いについても口出しすることもあります。
*塾の授業は、学校の進度より少し早めに進むことが多いですが、科目や単元によっては復習に重点をおく場合もあります。また生徒によっては、先に技術的な解きかたをマスターして、まずは平均点を確保して後から意義付け・基本概念に戻ることもあります。理解が早い生徒は発展問題に取り組みます。それが個別指導の良さだからです。
大事なのは、塾や学校で習ったことを、家でじっくりやり直して身につけることです。いつも言っていることですが、人が解いているのを見ただけでは自分の力にはなりません。(有名選手のプレーをテレビで何回見ても、自分でやらなければ自分だできるようになるわけではないからです)
新年にあたって、いつもの繰り返しや説教じみたことを書いてしまいました。お許しください。