インフォメーション ー塾通信ー

トップページ > インフォメーション > 塾通信 > 2月の塾通信

塾通信

2月の塾通信

2017年1月24日

*寒さが厳しくなると、いよいよ勉強の大詰めを迎えます。、中学受験までは2週間を、都立受験までは4週間を切りました。これからは今まで間違えた問題をしつこくやり直して、健康第一でのりきりましょう。
受験のない小学生は学年末の通知表をつけるためのテストが続くので4月からの見直しを始めています。中学1,2年は学年末テストまで5週間です。もう始めないと間に合いません。頑張りましょう!!

*新聞によると今年の新成人は約123万人ということです。ベビーブームのころの子供世代の時は200万人を超えていたので、この25~30年で新成人の数が激減したのが分かります。
ちなみに昨年一年間で生まれた新生児は約98万人と、1899年の統計以来初めて100万人を割りました。逆に死亡した人の数は約130万人なので、昨年1年間で日本の人口が約32万人減ったことになります。日本の人口は数年前から減り始めていますが、このままの出生率でいくと、今後さらに減少率が加速して、2100年には日本の人口は3000万~4000万人になるだろうという試算が出ています。つまり現代の7割から8割の人口が減って、2100年には江戸時代や明治時代初期ぐらいの人口になるというのです。
2100年というとあまり関係ないと思いがちですが83年後です。今年生まれた子供が83歳になるころです。お子さんやお孫さんが激減する人口の過程を生きていくことになります。

*人口が激減するにも関わらず、人工知能などの発達とともに仕事は激減するでしょうから、そのような時代を生きて行く子供をどのように育てなければいけないか、今後の大きな課題でしょう。人口が減るということは、生活様式の見直しや価値観の変化など社会が根底から変わる時代に突入しているというこ
とです。一昔前、日本列島改造論のころは東京オリンピックに後押しされて国内のインフラが整備され、高度経済成長のころはグローバル化の掛け声で世界に羽ばたき、人口もどんどん増えていきました。そしてIT化へと続いて、経済成長は頭打ちの時代に入りました。これからは、背伸びし続ける状態を脱していろいろなものが縮小していくのかもしれません。それに伴って、量より質、外観より中身、モノより心が重視される時代になっていくのでしょうか。そういう時代を考えると、ささやかでも教育にかかわる大人として、できることをきちんとやっていこうと思います。

*新年度から、総合的・発展的な学力をつけることを目標に努力していきたいと考えています。授業時間を拡大して演習量を増やし「理解する⇒やってみる⇒判断する⇒やり直す⇒できるようになる」というサイクルを確立して、そげおちない学力の定着を図ります。詳しいことは順次お知らせしていきます。
どうぞ宜しくお願いします。

アーカイブ