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塾通信

2月の塾通信

2015年2月1日

2月は休みはありません。
風邪やインフルエンザにかからないように、体調管理に留意して、学年末のまとめをしっかりやりましょう。


記憶力について

学習能力には、「理解する力」「考える力」などいろいろありますが、「記憶力」も大きな要素のひとつです。テストでよい点を取りたいと思ったら、記憶力は大きなウエイトを占めます。勉強したことを、全部覚えられたら、どんなにいいでしょうね。

では、記憶力の良い人と悪い人の違いはどこから来るのでしょう。生まれつきだとか、頭が良いとかわるいとか、いろいろな考えが浮かぶと思います。しかし、その違いは、記憶力を育てたかどうか、ということです。記憶力は自分で育てることができるのです。

長い間、大脳の細胞は生まれたときがピークで、それからずっと減り続けると考えられてきましたが、近年の大脳生理学の研究では、大脳に情報を送り込む細胞は、次々に生まれて、そして3ヶ月で次々に死んでいくことがわかってきました。この細胞に情報をたくさん送り続け、たくさんの情報を記憶しようと努力すると、細胞はどんどん増えていきます。しかし、記憶すべき情報を送らなければ、生まれてくる細胞の数より死滅する数のほうが多くなって、記憶細胞の数はどんどん少なくなってしまいます。記憶力の良い人は、この細胞の数が多いのです。

ですから、記憶力を高めるには、記憶したい情報を常に送り続ければいいのです。いつも言っているように「忘れないうちに、繰り返す」ことが、記憶力をよくする方法です。記憶力の良きし悪しは、自分の責任です。繰り返し勉強を続けて記憶の細胞を増やし、記憶力の良い頭を育ててください。

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