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12月塾通信ーテスト反省
*通常授業は12月17日(土)に終了し、新年は1月9日(月)から始めます。この間12月19日から1月8日までは通常授業はなく、冬期講習を行います。
通常授業は学校の授業進度に合わせて進むので、テスト対策に追われがちですが、もっともっとやっておきたいことが多いです。冬期講習では弱点を発見して、さかのぼってやり直して、不十分な穴を埋めて凸凹の道を平らにしましょう。道が平らになれば途中で引っかかることが少なくなるので、その上を走るスピードが速くなり、坂を上がる(レベルアップ)ことができるようになります。常に基礎に戻って基礎を繰り返すことが大切なのです。
*定期テストに向けて、どれくらい勉強したでしょうか。点数を取った生徒は、勉強量が多いです。量とは、あれこれ手を付けているという意味ではありません。テキストや学校から出るプリントをしっかり繰り返しているということです。何度も繰り返した結果、勉強時間が長くなるのです。
*テストで減点になるのは次の3つに分かれます
、 ⓵そもそも内容を理解していない
②理解はしているけれど暗記していない
③うっかりミスをしている。
⓵は普段から学習量が足りず質問が少ないのが原因です。②は繰り返しが不十分で、暗記の方法に工夫を足りないのかもしれません。③のうっかりミスは注意すれば無くなるのに、軽く考えているため、ミスが無くならないのです。
よくある不注意ミスをみてみましょう。
記号で答なさい → 語句を書いてしまう
書きぬきなさい → 言葉を変えたり、自分の意見を書いてしまう
化学式を書きなさい → 物質名を書いてしまう
整数で答えなさい → 四捨五入をしていない
資料を見てわかったことや理由を答える → 余計なことを答えて減点される
これらのミスを防ぐには、普段から、問題文にアンダーラインを引いたり、重要語句を〇で囲むようにしましょう。そして、答を書くときに、与えられた答え方にあっているかを確認しましょう。
②の暗記については、記憶の仕組みを理解しておきましょう。
記憶には2つの種類があります。一つは短期記憶(一時的に覚えている記憶)もう一つは長期記憶(ずっと覚えている記憶)です。脳は長期記憶の中から必要な情報だけを、短期記憶に呼び出して活用します。また長期記憶の中に情報を送り込むには短期記憶を経由して行います。
脳は、たくさんのことを同時に短期記憶として持っていることはできません。また短期記憶はその名の通り、すぐに忘れてしまいます。脳は必要以上に記憶を詰め込むと、覚える力が低下します。したがって一度にたくさん覚えるんではなく、覚えられる範囲を少しずつストレスなく確実に覚えるのが効果的です。だから一夜漬けで一気に覚えるのでなく、早め早めに何回も覚えるのが効果的です。
脳は覚えるより忘れる方が得意」です。覚えるには多くのエネルギーが必要なので、脳は必要でない記憶はどんどん消去していきます。勉強したことを脳に記憶させるには、集中して何度も繰り返し、脳に情報を送り続けることです。最初はすぐに忘れても、繰り返すうちに、脳は必要な情報だと認識するようになって定着させます。覚えたことを忘れにくくするには、一度目の学習からできるだけ早い時期にもう一度繰り返すことです。 脳の仕組みや記憶の仕組みを知って、効果的な学習をしましょう。
*冬期講習のご案内を配布しました。基礎をしっかりやり直して、レベルアップをしましょう。
締め切りを過ぎないように早めに提出してください。