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6月塾通信ー初めてのテスト
*6月は休みはありません。運動会、修学旅行などの行事が多く、そのための準備で疲労がたまったり、学校の授業が少なくなるので、日々の計画・学習スケジュールが狂いがちです。マイペース保つことを意識しましょう。
月末に定期テストがあります。中間テストでの反省を踏まえて、学校、塾の授業、家での学習をうまく組み合わせて結果を出しましょう。
*新学年1回目のテストはどうでしたか。
普段からやっているようでも、いざ、テスト範囲が発表になると、まだ習っていない範囲があったり、急に範囲が変わったりして、予定通りにいかず、やり残しがあったようです。
テスト前にあわてないためには、普段の学習で〈わかったところ〉と〈わからないところ〉をはっきりさせていくこと、が何より大事です。
わからないところは質問して、理解したかどうかを確認するために演習で問題を解きます。
テスト前に【ノートまとめをしたり、暗記をしたり、単語や漢字の練習をしたり、提出物をしたり】すると勉強した気になります。(もちろんそれは勉強ですが)しかし実戦力はつきません。点数は伸び悩みます。
理解したかどうかを確認するためには、テキストやプリントで何周もやり直す必要があります。そうすることで自信をつけて初めて点数が安定してくるのです。何周も何周もやればやるほど手応えを感じることでしょう。
テスト前には演習の時間を増やしています。どんな小さなことでも質問して解決してほしいからです。また、それぞれの生徒の進行状態を見て、科目や単元が片寄らないように、チェックプリントや、まとめプリントを出します。それらを提出すると、5周くらいできるように組み立てているのですが、やり残したり、直しを出さないで終わってしまった場合もありました。次のテストのときは演習の量を増やして、自信をつけて臨んでほしいです。
今回のテストの勉強方法を見て、確認してほしいことをいくつか書きます。
①学校での授業を受けるときは、どこがわかってどこがわからないかをはっきりさせることと同時に、先生が強調したところはどこか、すぐに見直すところ・質問するところ・演習が必要なところを判断して、それぞれ付箋に書いて貼っておく。
②授業で使ったプリントをしっかり管理する。ポケットファイルに入れる、ノートに貼るなど自分のやりやすい方法で管理します。何のために管理するか、それは何度も自分で見直して追加してまとめるためです。きれいにファイルに入れて保存して、それでやった気になるためではありません。
きれいなノート・きれいなプリントではなくて、あれこれ書き込んで自分が頑張った足跡を残していきましょう。
③プラスTENを心がけてみよう。よし勉強終わりと思ってから、プラス10分。計算問題、ミスがなくなってから、あと10題。単語や漢字は覚えたと思ってから、あと10回。英語の教科書、声を出して10回読む。1つ覚えたら関連事項を10個追加してついでに覚える。こうして学習量と質を増やしていきましょう。
④終わったことや次のことは考えないで、「今」に集中しよう。前回のテストがよかった人は、その自信がうぬぼれになってしまう危険があります。それで次の準備が穴だらけにならないように戒めましょう。
前回のテストが納得できなかった人は、努力したのにできなかった・自分は駄目なんだと思ってなかなか次の一歩を踏み出せずに出遅れてしまいます。過去は忘れて「今」に集中して精一杯努力しましょう。
努力したことが必ず報われる、それが勉強です。